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11日間で5人死亡 労災警戒発令し指導強化 静岡労働局(2025/1/11)

静岡労働局(笹正光局長)は、管内において昨年12月10~20日の11日間で5件の死亡労働災害が発生したことから、事業場へ対策の徹底を呼び掛ける「労災死亡事故多発警戒」を発令した。リスクアセスメントの実施などを促すとともに、労働基準監督署による指導を強化する。

 管内では同警戒発令前の11月上旬~12月上旬の1カ月間に労災で5人が死亡したため、12月11日には事業者団体など計71団体を通じ、管内企業へ安全衛生管理の徹底を求める緊急要請を発出していた。要請時に配布した点検表には、安全教育が行われているかなど、全10項目を設けている。

 死亡災害事例をみると、製造業における機械へのはさまれや接客娯楽業における脚立からの転落など、業種や事故の型が多岐にわたる。同労働局は、「危険予知などの基本的な対策が足りていない」とみている。「緊急要請も行っていたが、その後、さらに死亡災害が急増した。今後事業場へ監督に入る際には安全対策の実施状況を確認し、対応を求める」と話した。

(以上 労働新聞より)

痛ましいです・・・安全な職場環境が大切です、命が最も大切です。

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