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スポットワーク 事故防止の説明「なかった」65% 連合・調査(2025/2/12)

連合(芳野友子会長)がスポットワークで働いたことがある15歳以上の男女1000人に実施した調査によると、スポットワークで働く際に就業先から「働く上での怪我や事故防止」に関する説明を「受けたことがない」と答えた割合は34.4%に上った。「受けなかった就業先もあった」も含めると65.5%を占めている。

 「説明を受けたことがない」と答えた割合は、「業務内容」でも24.5%みられ、「賃金や労働時間などの労働条件」では26.5%、「業務を進める上での具体的な指示や使用器具等」では28.0%だった。

 労働条件通知書については、「どの就業先でも交付された」とする割合は30.9%に留まっている。

 連合は、「業務内容や労働安全衛生にかかわる説明が不十分である実態が浮き彫りになった」とし、現行の法制度における規定で十分に労働者を守ることが可能なのか検証し、ルールを整備していく必要があると主張している。

(以上 労働新聞より)


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