【休日数だけでは不十分】応募ゼロが57.2% 求人票改善のポイントとは(2024/10/23)
大阪のハローワークプラザ難波は、魅力ある求人票の書き方をテーマとしたセミナーを開催し、府内の求人動向を踏まえた分析結果を紹介した。
同ハローワークによると、年間休日数が120日以上であっても、紹介に至った人数がゼロの求人は57.2%に上るという。
また、年間休日数が100~119日の求人では、紹介人数がゼロの割合は7割以上となっている。
これらのデータは、大阪府内のハローワークが今年4~6月に受理した約1万3000件の求人(正社員・勤務地大阪府)を分析したもの。
セミナーでは、単に休日数などの条件を充実させるだけでなく、求人票での情報の伝え方が重要であると強調された。
具体的には、
- 事務職であれば「1日の担当件数は40件程度」など、業務量を数値で示す
- 「エクセルを使用」など使用ツールを明記する
- 保育士など対人業務では「対象人数4~5人」など規模感を示す
といった工夫により、求職者が仕事内容を具体的にイメージできるようになるとした。
■BHR視点:求人票は「情報開示」の場である
今回の結果が示しているのは、単なる採用テクニックの問題ではない。
むしろ、企業が求職者に対してどれだけ正確で具体的な情報を提供しているかが問われている。
「ビジネスと人権(BHR)」の観点においても、労働者に影響を与える情報については、
適切かつ十分に開示されることが重要とされる。
求人票はその最初の接点であり、
- 業務内容が不明確
- 働き方の実態が見えない
- 職場環境が想像できない
といった状態は、応募をためらわせる要因となるだけでなく、採用後のミスマッチにもつながる。
■実務への示唆
今回のポイントは明確である。
👉「条件」ではなく
👉「具体性」が応募を左右する
企業としては、
- 業務内容を数値化する
- 使用ツールや作業環境を明示する
- 1日の流れや業務量を言語化する
といった対応が求められる。
■まとめ
年間休日120日以上という条件だけでは、応募にはつながらない。
重要なのは、
👉「どんな仕事かが具体的に分かるか」
である。
求人票は単なる募集情報ではなく、
企業の姿勢を示す「最初の説明資料」である。
■出典
※出典:労働新聞「6割が『応募ゼロ』 年間休日120日以上でも ハローワークプラザ難波・セミナー」
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