【その暗さが事故を招く】バックヤード照明を点検 転倒災害対策(2024/11/2)
東京・新宿労働基準監督署は10月24日、第三次産業向けに転倒災害防止の講習会を開催した。
冒頭で雨森署長は、「50~60歳代の転倒災害が増加している。業種を問わず対策の重要性が高まっている」と述べ、事業者に対し積極的な対応を求めた。
講習では、松葉労働衛生コンサルタント事務所の松葉代表が講師を務め、作業環境、とりわけ照明の重要性について指摘した。
高年齢者は暗所での視認性が低下する傾向があることから、
- 店舗や客席は明るい一方で、バックヤードが暗い
- 作業場所ごとに明るさにばらつきがある
といった環境は、転倒リスクを高める要因になるとした。
特にビルメンテナンス業などでは、作業場所が日々変わるため、
足元を照らすヘッドライトの活用など、現場に応じた工夫も必要とされる。
■高齢化と転倒災害
働く高齢者の増加に伴い、転倒災害のリスクは確実に高まっている。
転倒は一見軽微に見えるが、
- 骨折などの重傷
- 長期離脱
- そのまま離職
につながるケースも少なくない。
■実務への示唆
今回のポイントはシンプルである。
👉 「明るさ」は安全対策そのもの
企業としては、
- バックヤードや通路の照度確認
- 段差・障害物の可視化
- 作業場所ごとの環境差の是正
- 必要に応じた補助照明の導入
といった対応が求められる。
特に「お客様の目に触れない場所」ほど、対策が後回しになりやすい点には注意が必要である。
■まとめ
働く高齢者の増加により、高齢者の労働災害も増えています。
👉 高齢者の特性に合わせた
👉 「安全で健康的な労働環境」の整備
が急務です。
照明という基本的な要素の見直しが、事故防止の第一歩となります。
■出典
※出典:労働新聞「転倒防止 バックヤードの照明点検を 新宿労基署・講習会」
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