ダイバーシティ&インクルージョンとは?(2025/5/3)
~すべての人が働きやすい職場づくりの第一歩~
こんにちは。BHR(ビジネスと人権)推進社労士の烏𦚰です。
最近、「ダイバーシティ」や「インクルージョン」という言葉を耳にすることが増えていませんか?
これらはどちらも、「すべての人が尊重され、自分らしく働ける環境づくり」に関わる大切な考え方です。
ダイバーシティ(Diversity)=多様性
人はそれぞれ、性別・年齢・国籍・障がいの有無・宗教・性的指向など、さまざまな違いを持っています。
この「違い」を排除せず、「多様な人材がいること自体を価値とする」という考えがダイバーシティです。
インクルージョン(Inclusion)=包摂・受け入れ
ただ多様な人がいるだけでは、良い職場とは言えません。
一人ひとりが「受け入れられている」と感じ、自分の力を発揮できる環境があってこそ意味があります。
このような「多様な人が活躍できる場を整える」ことがインクルージョンです。
ダイバーシティ&インクルージョンは経営戦略
単なる道徳やマナーの話ではありません。
近年、企業が持続的に成長していくには、「多様な視点を活かす力」が不可欠です。
これは「ビジネスと人権」の視点でも、極めて重要なテーマです。
たとえば、こんな課題を抱えていませんか?
外国人社員がなじめず離職してしまう
女性管理職がなかなか育たない
障がい者雇用が「数合わせ」になっている
セクハラ・パワハラ対策が形だけになっている
これらはすべて、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の視点から見直すことで改善できます。
社労士としてできる支援
私たち社労士は、人事制度・ハラスメント防止・外国人雇用・育児介護との両立支援などを通じて、
D&Iを「現場で根付かせる」お手伝いができます。
まずは、身近なところから「違いを認め合う文化」を育ててみませんか?