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“人を大切にする会社”は選ばれる――BHRと助成金で職場改革を加速!(2025/5/3)

~BHR(ビジネスと人権)と助成金の力で職場を再生~

中小企業でよくある悩み――
「すぐに人が辞める」「人間関係のトラブルが絶えない」「ハラスメントが表に出せない雰囲気がある」
こうした問題は、**企業の「人権リスク」**として世界的にも注目される時代になっています。

「ビジネスと人権(BHR)」という考え方では、働く人の権利や尊厳を守ることが、企業の社会的責任とされています。
でも、いきなりBHRと言われても、ピンと来ないかもしれません。
実は、国の助成金制度を活用することが、その第一歩になります。

助成金は「職場を整えるための武器」になる

【助成金①】業務改善助成金で「低賃金からの脱却」

離職の大きな原因のひとつが、賃金の低さ
業務改善助成金は、中小企業が従業員の賃金を引き上げるための設備投資や業務効率化を支援してくれます。

たとえば、古い手作業の工程を自動化し、生産性を上げてその利益を従業員の給与へ。
「給料が上がった」「仕事がラクになった」という実感が、定着率改善につながります。

【働き方改革助成金】“安心して働ける職場”はハラスメント対策から

【助成金②】働き方改革推進支援助成金で「人間関係やハラスメントに強い職場」づくり

職場のストレスやハラスメントも、人が辞める原因の一つです。
この助成金では、長時間労働の是正、柔軟な働き方の導入、相談体制の整備などを進める企業を支援します。

具体的には、

などが助成の対象になります。こうした取り組みは、職場の安心感や信頼関係の醸成=人権の尊重につながります。

人を大切にする企業こそ、これからの時代に生き残る

今は、従業員が企業を選ぶ時代。
給与や労働環境、ハラスメントへの対応など、働く人の人権に配慮した職場づくりをしている会社ほど、応募も増え、定着率も向上しています。

国の助成金を上手に活用すれば、費用を抑えながら職場改革を進めることが可能です。
そしてそれが、BHR(ビジネスと人権)にかなった、社会から信頼される企業づくりにつながります。

社労士は「人権に配慮した経営」の実行パートナーです

社労士は「助成金×人権経営」の専門家です

助成金の申請から、現場での制度づくり・相談対応の体制構築まで、
社労士は、「制度」と「現場」をつなぐ実務のプロとしてお手伝いできます。

「人がすぐ辞める職場」を変えたいとお考えの経営者の方、
まずは助成金の活用をきっかけに、人が集まり・育ち・残る会社を目指してみませんか?

「うちも、少しずつでも変えていきたい」
そんな想いがあれば大丈夫です。助成金を活用した職場づくり、まずは社労士にご相談ください。
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