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開業後に差がつく「助成金活用」(2025/5/5)

― だからこそ、最初から社労士と組むべき理由 ―

クリニックを開業されたドクターの皆さまは、医師としての責任を背負いながら、経営者としての決断も日々求められる、非常に大きな使命を担っておられます。

診療に加えて、スタッフの雇用や環境整備、地域医療との連携など、実に多岐にわたる課題に直面される中で、少しずつ理想のクリニック像を築いていかれる姿に、私たち社労士も深い敬意を抱いております。

そんな中、開業後しばらくして必要となってくるのが、医療機器の導入や施設の改修、人材の育成などに関わる設備投資です。
このようなタイミングでは、「助成金を活用できないだろうか?」とお考えになる方も多いでしょう。

実際に、医療機関でも活用できる助成金は複数あり、うまく活用できれば、経営の大きな助けになります。

しかし、多くの助成金には“申請よりも前の段階”から整備しておくべきルールや帳簿、体制が求められます。
たとえば、

こうした条件をクリアしてはじめて、申請の土台に立つことができるのです。

ですから、助成金を「使いたい」と思ったときに慌てて準備するのでは遅い場合が多く、むしろ開業準備の段階から社労士が関与しておくことが、結果として賢明な選択となります。

社労士は、日々変化する助成金の制度や要件を踏まえ、先生にとって本当に意味のある制度を選び、申請までのプロセスを丁寧にサポートする存在です。

また、私たち社会保険労務士の全国組織である全国社会保険労務士連合会では、
「人を大切にする企業作りから、人を大切にする社会へ」というモットーを掲げています。

この理念は、まさに、患者様一人ひとりの命と向き合いながら、その人の人生までも支えておられるドクターの皆さまの姿勢と深く重なります。

先生が医療を通じて“人を大切にする社会”を形作っておられるように、私たち社労士もまた、働く人を支える仕組みづくりを通じて、その社会を足元から支えていきたいと思っています。

社労士は、労務管理の専門家であると同時に、先生が目指す医療のかたちを、持続可能なものにしていく伴走者でもあります。
ぜひ、開業初期の段階から、お気軽にご相談ください。

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