【先進事例】役職継続なら収入100%維持 小糸製作所(2024/9/18)
■ 定年延長と処遇維持の新しい形
役職継続なら収入抑制せず 小糸製作所
自動車照明器メーカーの㈱小糸製作所(東京都品川区、加藤充明取締役社長)は、来年度以降定年年齢を毎年1歳ずつ段階的に引き上げ、65歳まで正社員雇用する制度に移行する。一律の役職定年は設けず、課長級以上の役職を継続する場合は、収入を100%維持し、定期昇給も行う。
60歳以降の処遇については、役職を外れる場合と、もともと役職に就いていなかった場合には、一定の収入抑制措置を適用。一方で、時短勤務を選択可能とした。役職を継続する者と同様、定期昇給の対象とする。
役職を外れるか否かは、本人の希望と役員会の決議により決定する。
65歳以降70歳までは再雇用で働くことができる。
(以上 労働新聞より)
■ 高齢者活用の“本質”
今回のポイントはシンプルです。
・役職維持 → 賃金維持
・能力に応じた処遇
・一律カットの廃止
つまり、
「年齢」ではなく「役割」で評価する
制度です。
■ 日本企業との違い
従来は、
・60歳で役職定年
・賃金大幅ダウン
・モチベーション低下
という流れが一般的でした。
しかし今回の制度は、
👉 役割が同じなら賃金も同じ
という考え方です。
■ 人手不足との関係
現在は、
・若手が不足
・採用が困難
・技能継承が課題
そのため、
高齢人材は“コスト”ではなく“戦力”
として再評価されています。
■ 実務的なポイント
この制度を導入するには、
・評価制度の見直し
・役職定義の明確化
・賃金体系の再設計
が不可欠です。
単に「延長」するだけでは、
制度は機能しません。
■ まとめ
今回の事例は、
・定年延長
・賃金維持
・役割評価
を組み合わせた、
新しい人事モデルです。
■ 最後に
60代はまだまだ現役世代です。
能力や経験を活かせる環境整備は、企業にとっても大きなメリットになります。
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