ブログ

【ハラスメント撲滅に向けリーフレット公表】厚労省が企業に対策強化を要請 就活・カスハラも対象に(2024/12/10)

本文

厚生労働省は、毎年12月の「ハラスメント撲滅月間」にあわせ、
企業向けに各種ハラスメント対策のリーフレットを作成・公表しました。

対象となるのは、以下の3類型です。

企業に対し、これらの資料を活用した対策強化を呼びかけています。


■就活ハラスメントが企業リスクに直結

今回のリーフレットでは、特に「就活ハラスメント」への注意喚起がなされています。

就職活動中の学生やインターンシップ参加者に対する

は、単なる一過性の問題ではなく、

といった経営リスクに直結すると指摘されています。

つまり採用段階から、

👉 「その会社の職場文化」が評価される時代

に入っているということです。


■企業に求められる具体対応

厚生労働省は、企業に対し以下の対応を求めています。

形式的な規定整備だけでなく、

👉 「継続的に機能する仕組み」

が重視されている点が特徴です。


■現場視点:ハラスメントは「ゼロにはならない」

「ビジネスと人権(BHR)」の観点では、ハラスメントは単なる労務問題ではなく、
差別・人権侵害の問題として極めて重要な課題です。

そのうえで現場感覚として重要なのは、

👉 ハラスメントの無い職場は存在しない

という前提です。

大なり小なり、必ず発生します。

だからこそ重要なのは、

という「管理」の視点です。


■実務で求められる4つの視点

ハラスメント対策を機能させるためには、次の4点が不可欠です。

実態把握
 アンケート・ヒアリング等による現状確認

予防
 研修・方針周知・管理職教育

早期対応
 相談窓口の整備と迅速な対応体制

是正・再発防止
 処分規定の運用と組織的な改善


■本質は「起きた時にどう動けるか」

ハラスメント対策の本質は、

👉 「起こさないこと」ではなく
👉 「起きた時に適切に対処できること」

にあります。

は、結果としてリスクを拡大させます。

逆に、

👉 適切に対応できる企業は信頼を高める

という点は見落とされがちです。


■まとめ

ハラスメント対策は、単なるコンプライアンスではなく、
企業の持続性を左右する経営課題と言えるでしょう。


■出典

本記事は、労働専門紙の報道を基に要約・再構成しています。
(出典:労働新聞)


【心の健康は「個人の問題」ではない】→コチラ

【労働相談の最新動向】→コチラ

BHR推進社労士が企業にどのような価値を提供できるかについては、
「ビジネスと人権に取り組むBHR推進社労士の魅力」で整理しています。

人権調査票やサプライチェーン調査への実務対応については、
「人権デューデリジェンスとは?中小企業が対応すべき調査票と外国人雇用リスク」で整理しています。


このページのトップへ